バングラデシュ

学校がある幸せ

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質の良い教育への公平なアクセス Vol.05(2017.03)

学校で熱心に勉強するSabirunaさん。


11才のSabirunaさんは、この3カ月間、とても嬉しそうに学校に通っています。

Sabirunaさんは誇らしそうに話します。「近くに学校がでたときは、喜んで入学手続きをしに行きました。学校に行かずにお守りを売ったり、人の歯の治療をしたり、血を吸い出して痛みを和らげたりして働いていた母の手伝いをするは嫌だったのです。今は学校に通い、放課後は宿題をした後、友達と遊んだり、家の掃除や料理の手伝いをしたりして過ごしています。私は学校が好きです。とくに 小説と詩の時間が大好きです。学校に通うようになってから自分の名前が書けるようになりました。アルファベットも勉強しました。詩を読むことも、絵も描くこともできます」

Sabirunaさんの同級生のLadenくんの母親、Joshnaさんは学校の必要性を強く感じています。

「ひとり息子のLadenには勉強して、教育の恩恵を受けてもらいたいと思っています。Ladenには家業を継がせたくありません。私たちの仕事は不安定で危険です。女性である私は、時間があるときは働きにでなければならないのですが、家で子どもの面倒を見てくれる人がいない場合には、仕事に子どもを連れて行かざるを得ません。でも、そうなると子どもたちが教育を受けられずに育ってしまいます」

Sabirunaさん の母親も、そんなJoshnbaさんに共感する一人です。

「残念なことに、私は息子たちを学校に通わせてやれませんでした。なので、一人娘のSabirunaだけでも学校に通い、未来を拓いてほしいです。以前このあたりには学校がなかったのですが、今は1校あります。教育を受けているSabirunaが将来社会の一員として活躍することを心から願っています。」

この貧しい地域に住む子どもたちにはごく限られたチャンスしかありませんでした。しかし今、子どもたちは学校に通い、これまで考えていた生活とは異なる人生を歩めることを夢見ています。

生徒に働きかけるUrmi先生の授業の様子。


Clothes for Smiles が支援する子どもにやさしい学校のアプローチは、公平な教育へのアクセスと質に重点を置いています。

今回のレポート担当:
ユニセフバングラデシュ事務所