お買い物体験プロジェクト

閉塞的な環境で育ったセルビアの子どもたちに、ワクワク体験をプレゼント。
ショッピングやパフォーマンスを通した、自己形成と社会体験を!

Report

後日公開

About Project

ポピンスキ・ボルチ初等学校でのフォローアップ・ワークショップ Vol.06(2014.3)

Clothes for Smilesを応援してくださっている皆さん、こんにちは! ACC・希望の高橋です。

私たちACCとユニクロによるClothes for Smilesの企画・お買い物体験プロジェクトは、昨年11月のイベント開催をもって一旦終了しましたが、2014年2月28日(金)に、お買い物体験に参加した生徒たちが在籍している、セルビア中部の都市ブルニャチカ・バニャにあるポピンスキ・ボルチ初等学校を訪問し、お買い物体験のフォローアップのワークショップとモニタリングを実施してきました。今回は、お買い物体験で成長した同校の生徒たちの様子などについてご報告します。

この学校訪問には、ACCの提携団体Zdravo da ste(ズドラボ・ダ・ステ)のメンバーと、日本からスタディツアーでやって来た学生3名が参加してくれました。学校に日本人が何人も訪れるというのは、子どもたちにとって、とても新鮮な体験だったようです。子どもたちも日本の学生たちも、最初はとても気恥ずかしそうにしていたのですが、ワークショップのプロセスを通じて、彼らがお互いに少しずつ打ち解け合っていく様子は、見ていてとても微笑ましいものでした。また、子どもたちが懸命に異国から来た学生たちをもてなそうとする態度から、お買い物体験を通して、子どもたち自身が他者を尊重する態度を身につけていったことを感じました。

ワークショップは、小グループに分かれて、それぞれの名前の持つ意味について話し合うことから始まりました。例えば「たみ」という名前であれば、「人々のために尽くせる人になってほしい」という願いが込められているといったようななことを分かち合います。次のステップで、参加者はその名前の保つ意味を身体表現します。こうした導入の後、子どもたちが思い思いに絵を書いたバッグを素材にして、パフォーマンスをつくり上げる作業をしました。このパフォーマンスでは、大人が「あれをしなさい、これをしなさい」という風に指示を出すことは一切ありません。子どもたちがその場のひらめきを自由に語り、皆が良いと思ったアイデアを取り入れていくことによって完成させていきました。

昨年11月に実施したお買い物体験でも、最後は子どもたちによるパフォーマンスによって締めくくられたのですが、子どもたちがその時その場で感じたことを素直に表現し、それが周囲によって承認されていくプロセスは、自分自身が他者から受け入れられている、肯定的な自己承認を獲得していくにあたって重要な要素です。自分が自分でいて良いのだという感覚や、他者との関係性の中からお互いを思いやる態度、そして人生に対する創造性を自ら培う場を、私たちはワークショップを実施することによって、子どもたちに提供しています。

今後もセルビアでのACCの心理ワークショップは、継続的に展開していく予定です。これからもセルビアの子どもたちの成長に寄り添いながら、子どもたちがたくさんの良い体験を積み重ねていけるよう、努力していきます。今後も私たちのセルビアでの活動を応援いただけるよう、よろしくお願いします。

今回のレポート担当:
高橋 真人

みんなからの応援コメント

0 Comments

    100/100

    • Twitterで投稿する
    • Facebookで投稿する

    バックナンバー

    Vol.06(2014年3月)

    ポピンスキ・ボルチ初等学校でのフォローアップ・ワークショップ

    Vol.05(2013年11月)

    お買い物体験プロジェクト、ついにイベント本番 part2

    Vol.04(2013年11月)

    お買い物体験プロジェクト、ついにイベント本番 part1

    Vol.03(2013年11月)

    カルジェリッツァ難民センターの子どもたち

    Vol.02(2013年11月)

    オーラ難民センター/イヴォ・アンドリッチ初等学校ラーリャ分校の子どもたち

    Vol.01(2013年10月)

    イベントに向け準備中! 子どもたちの採寸を実施