お買い物体験プロジェクト

閉塞的な環境で育ったセルビアの子どもたちに、ワクワク体験をプレゼント。
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後日公開

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カルジェリッツァ難民センターの子どもたち Vol.03(2013.11)

こんにちは! ACC・希望の高橋です。今回も前回に引き続き、「お買い物体験プロジェクト」に招く子どもたちの生活環境について、少しお話しします。

ベオグラード近郊にあるカルジェリッツァ難民センターからは、今回34名の子どもたちが11月のイベントに参加します。現在セルビア政府の政策により、このセンターからSocial Housing(難民・国内避難民向けに建てられたアパートメント)への移住が急ピッチで進んでおり、ひょっとしたら子どもたち全員が揃って何らかのイベントに参加するのは、これで最後になるかもしれません。その意味で今回のイベントは、子どもたちの人生における楽しい思い出作りとしても大きな意味があることと思っています。

カルジェリッツァ難民センターの子どもたちは、いわゆる都会っ子です。これまで10年以上にわたり私が接してきたセルビア共和国の子どもたち、特に地方都市の子どもたちは、とても元気でノリが良い子が大半でした。しかしカルジェリッツァに住んでいる子どもたちは、元気な中にもどこか冷静さがあるような気がします。それは彼らが住んでいる環境と決して無縁ではありません。

カルジェリッツァ難民センターがある地域は、ベオグラード市への通勤圏に属し、数多くの一般市民たちの住居が立ち並んでいます。センターの隣には大きなショッピングモールがあり、週末になると数多くの一般市民がそこを訪れています。そうした一般市民の様子を至近距離で見ている子どもたちが都会化するのは当然です。しかし、難民である彼らの家族には、ショッピングモールに行くだけの経済力はありません。都会に住んでいながら、自分たちだけなぜこのようなみじめな生活をしなくてはならないのか、時としてそれを悲しく思うというような発言が、これまで私が彼らに対して行ったインタビューの中で数多く聞かれました。

Clothes for Smiles企画で目指しているのは、そのような状況におかれた子どもたちが、とびきり楽しい経験をすることを通して、自分たちの将来を信じる力を養うことです。

次回はいよいよ、11月9日・10日にベオグラードで実施されたイベントの様子をお伝えします! お楽しみに。

今回のレポート担当:
高橋 真人

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