女子サッカープロジェクト

女の子の生きていく力を育てたい! 女子サッカーチームを通じた、
途上国の女の子のエンパワメント。

Report

後日公開

About Project

女の子から変化の声が! Report fromガーナ現地スタッフ Vol.09(2014.7)

こんにちは、プラン・ガーナのアブバカリ・アダムゥです。アッパーウェスト州で「女子サッカープロジェクト」を担当しています。今回は同州でプロジェクトに参加している女の子や家族などの声をお届けします。

この活動地域では、もともと女の子が物事の責任を持ったり、意思決定を行うという習慣や考え方はありませんでした。「女の子や女性は社会的に抑圧されたもの」という考え方が一般的で、18歳未満で早すぎる結婚を強いられたり、虐待・暴力にあったり、女性性器切除の習慣もありました。保護者も、女の子の教育への理解がない上に貧困を理由に女の子たちを学校へ行かせることを拒んでいました。女の子の中途退学率も高く、その結果、この地域の女性の非識字率は85%に達します。

「女子サッカープロジェクト」は、ガーナサッカー協会、行政機関、コミュニティなどの協力を得ながら、総合的な取り組みを行っています。まずはサッカーチームを結成し、同時に子どもの権利についてコミュニティ内で意識啓発活動を行っていきます。参加している女の子たちは、サッカー大会のハーフタイムに行う意識啓発活動のテーマの選定やアクションプランの作成にも関わります。一方、コミュニティのリーダーたちは、女の子たちがサッカープロジェクトに参加しやすいように周囲の大人にも働きかけ、住民たちもボランティアとして活動に協力しています。

プロジェクトが始まってからまだ10ヶ月ほどですが、人々には少しずつ変化が現れてきており、たとえば早すぎる結婚の件数が減少してきています。女の子たちが自らの権利に気づき、自信を持って大人たちと議論ができるようになってきています。また、学校を中途退学した女の子が復学したケースもあります。

「サッカーをすると気分がすっきりとし、勉強にも集中できます」(ハミダ 14歳、ポジション:ディフェンス)

「以前はあまり積極的ではなかった私の娘は、サッカーを始めてからは何事にも活動的に関わるように変わってきました」(ハジュアティ、母親)

「女の子を対象としたサッカープロジェクトは非常に有効です。サッカーチームに参加したい、と女の子が復学した例もあると聞いています。妊娠して退学した女の子も、自分の子どもを預けながら学校に戻ってきています」(ワ市 行政担当者)

「私がサッカーチームのキャプテンになったばかりのころは、とても内気でした。でもコーチが励まし続けてくれたお陰で、今ではコミュニティの人たちの前でも堂々と話すことができるようになりました。頑張れたことが嬉しいです」(アディサ、12歳、クプレスィ女子サッカーチーム主将)

今回のレポート担当:
アブバカリ・アダムゥ

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