女子サッカープロジェクト

女の子の生きていく力を育てたい! 女子サッカーチームを通じた、
途上国の女の子のエンパワメント。

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後日公開

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女の子のエネルギーが周囲にも伝わって…ジンバブエ訪問レポート(2) Vol.04(2014.2)

こんにちは、プラン・ジャパンの曽我です。「女子サッカープロジェクト」のジンバブエ担当をしています。

前回のジンバブエのレポートでは、試合に勝つという小さな成功体験から自分の可能性・才能に気づく、共通の目標に向かって練習する中でお互いを気遣う仲間ができるなど、このプロジェクトを通じて女の子に起きている変化について紹介しました。

女の子が学校を中途退学する理由は様々ですが、当事者である女の子が学校に通い続けたいという強い意志をもつことは、女の子ができるだけ長く学校に留まり、早すぎる結婚や出産を防ぐ上で、とても大きな力となります。

印象に残っているシーンがあります。女子サッカープロジェクトに参加している女の子が「サッカーも勉強も大好き!」「将来はサッカー選手になりたい!」と嬉しそうに話しているのを聞いていた家族の方が「今度の全国大会、頑張ってほしい」とコメントしていました。現地のプラン職員が「お子さんが、全国大会に遠征して、家の手伝いをしなくて大丈夫ですか?」との問いにも「前々から、この子が試合に向けて準備をしているのを知っていたから大丈夫です。応援しています」と和やかに答えていました。

現地ジンバブエのプラン職員は、「未だに伝統的な考え方が根強く残っている地域で、自分の娘が学校でサッカーをすることは許しても、村を出て、泊りがけで他の街へ行くことには難色を示す親もいるなかで、このご家族のコメントには率直に驚いた」と喜びとともに話していました。

学校にいくことが楽しい!というポジティブなエネルギーが少しずつ彼女の周囲にも伝わって、考え方や意識に変化をもたらしているのかなと嬉しくなりました。

2013年の全国大会は12月にマシンゴという街で行われました。Clothes for Smilesが支援するクエクエ地域からは、グエセラ・セント・アンドリュー小学校の女子サッカーチームが地区大会を勝ちあがり、ミッドランド州の代表チームとして全国大会に出場しました。

チームの勝敗はサッカーの試合だけで下されるのではありません。大会は3つの部門で構成されており、参加チームは、(1)サッカーの試合、(2)コミュニティ・サービス(特に環境活動)、(3)意識啓発活動(前回のレポートで報告した、HIVとエイズ予防のためのKAOゲーム*)を競い合います。
* KAOゲーム=Kicking AIDS Out Game

それぞれの州を代表する10チームが全国大会に参加し、ミッドランド州代表のクエクエチームは、サッカーの試合では6位。コミュニティ・サービスでは5位。そして意識啓発活動では、なんと3位に!

このプロジェクトは、2013年の夏に始まりましたが、結成してわずか3ヶ月あまりのチームとしては素晴らしい結果を残せたといえるのではないでしょうか。また来年の大会に向けて、日々の活動を続けていきます!

今回のレポート担当:
曽我 建太

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