e-Educationプロジェクト

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エンジン全開のミンダナオ島! Vol.07(2014.5)

こんにちは!

e-Education Projectの佐藤建明です。フィリピンミンダナオ島のドロップアウトした高校生へ、映像授業を届ける教育プロジェクトを、現地の教育局と協働しながら展開しています。

前回の記事では、昨年の12月に開催した現地の教育局や行政を巻き込んだ合同カンファレンスの開催に関してご報告しました。カンファレンスの開催は、プロジェクトのあらゆる関係者をはじめ現地に大きなインパクトをもたらし、プロジェクトの更なる飛躍に向けた新たな動きとなりました。

2月前半にはカガヤンデオロおよびカミギン島全体の各高校を訪ね、ドロップアウトした生徒数や、各高校のPC環境、各校のOHSP(Open High School Program:現地のドロップアウトを対象とした教育プログラム)担当者インタビューなどの実地調査を終え、プロジェクト全体像の数値化・リスト化を進めていきました。またドロップアウトした高校生を対象としたOHSPでの授業実施に加え、通常のクラスに通う生徒にもトライアル授業を実施し、映像授業の可能性について現地での意見交換・議論を進めていきました。

さらに後半には、ミンダナオ島北部の全13の教育局が一同に介する大会議で、e-Educationプロジェクトのプレゼンをさせていただき、プロジェクトの今後のスケールアウトに向けた下準備を進めることができました。

さて、肝心の具体的なドロップアウトした高校生たちへの取り組みとしては、昨年に作成を終えた「物理」の映像授業の配布を随時進めています。

しかし、映像授業の内容はまだまだ改善が必要です。例えば今後は、撮影環境をさらに整え、明かりや音響などにより留意しつつ、マイクの使用も計画しています。編集用のデスクトップパソコンやソフトウェアを新調し、よりスピーディで効率的な授業作成を目指していきます。また科目教師の選定や撮影のスケジュール調整なども、教育局主導によるトップダウンにより、更に最適化していくことが今後は必要です。
そのため、現地教育局における特別プロジェクトチームの結成と、夏期休業期間中に映像授業を集中して作成していくことを検討しました。
これらを実現する準備として、ミンダナオ島プロジェクトでは、教育局主催による現地プロジェクトチームのためのトレーニング・プログラムの開催を計画しました。

またプロジェクト発足当初より、構想し続けてきた現地の大学機関との協働案件もまとまり、現地のあらゆる教育関係者を巻き込んだ組織・チーム作りが始まりました。若い力を巻き込んでいくことはプロジェクトの推進力につながります。

いよいよ次回の記事では、現地の教育局主催の下、市内中の高校からIT教育担当者やOHSPコーディネーター、そして大学の教育学部講師・学生を招致したプロジェクト人財研修の様子に関してご報告できればと思います。

次回もどうぞお楽しみに! いつもご声援ありがとうございます。

今回のレポート担当:
佐藤 建明

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