お買い物体験プロジェクト

閉塞的な環境で育ったセルビアの子どもたちに、ワクワク体験をプレゼント。
ショッピングやパフォーマンスを通した、自己形成と社会体験を!

Report

後日公開

セルビアで実施したお買い物体験イベントの様子をご覧ください!

About Project

セルビア内の難民センター等に現在居住し、自分の選択で衣服を買うという経験を殆ど持ったことのない子どもたちが、ユニクロの特別店舗で自分の好きな服を選び、買い物を楽しみます。子どもたちはこの経験を自分一人のものとせずに、周囲の人たちとそれを共有するためにパフォーマンスを行い、自分のために服を買った体験から感じたことや思ったことを自由に表現していきます。ただ服を買うだけではなく、そこに何らかの心理的・発達的意義が生じるように、イベントの前には導入、終了後にはフォローアップのワークショップを実施し、子どもたちにおける成果が最大限のものとなるように配慮していきます。

難民センターの子どもたちは、極めて閉塞的環境の中にあり、その結果、彼らの有する社会体験の幅も非常に狭いものになっています。心理的な側面としては、子どもたちが衣服を買うという体験を通して、「なりたい自分になれる」実体験が生み出す発達的効果、物質的な側面としては、生活のために必要な衣服を入手する機会の提供、その両方の実現を狙います。

スケジュール

2013年8月~10月

現地調査・実施準備

2013年11月前半

実施(買い物体験・パフォーマンス)

2013年11月後半~12月

フォローアップのワークショップ・効果測定

  • ※ こちらに掲載の情報は、プロジェクトを進行する中で一部変更になる場合があります。

代表者より一言

高橋真人(たかはしまひと)

大学時代からACCでの活動を開始し、現在は心理社会的支援担当としてセルビア関連の業務に従事。

皆さんはじめまして。ACCの高橋真人と申します。この度Clothes for SmilesでACCの実施する案件が採択されたことに心から感謝しています。内戦が終結して10年以上の月日が経過したセルビアですが、難民・国内避難民の置かれた状況には未だに深刻なものがあります。不十分な公的サービスもさることながら、社会全体に漂う閉塞感が、社会の中で最も弱い立場にある難民・国内避難民には、最も強く影響しているように感じております。

私たちACCは、こうした社会の中で育つ子どもたちに「心の力」が宿り、肯定的な心的態度で社会建設に参加していけるようになってほしいという思いを持って活動を続けてきております。子どもの心に灯された明るさが、親をはじめとする家族に広がり、何とか良い連鎖を生みだしていけるよう、このプロジェクトに取り組んでまいります。

実施主体

特定非営利活動法人 危機の子どもたち・希望(ACC)

支援国・活動概要

  • セルビア

    首都:ベオグラード

    人口
    約9,856,000人
    言語
    セルビア語

    約20年ほど前、セルビアを含む旧ユーゴスラビア諸国では、激しい紛争がありました。連邦を構成していた諸国はそれぞれ独立を求め、血で血を洗う戦いが繰り広げられました。その最中、多くの人が国籍が違うという理由でそれまで住み慣れた土地を離れ、難民・国内避難民とならざるを得ませんでした。旧ユーゴスラビアには2,300万人の住民がいたのですが、そのうち400万人が難民となったとも言われています。2013年現在、セルビアには30万人ほどの難民・国内避難民が居住しています。

    現在のセルビアですが、23.1%という高い失業率が物語るとおり、経済的には非常に厳しい状況におかれています。特に若者にとって職を得ることは非常に難しく、15歳~30歳の若年層では50%が無職で、そのうちの約6割がこれまで一度も職についたことがないという数値が出ています。

    このように職を得ることですら難しいような社会の中で、心理的な強さを保ち続けていくのは本当に大変なことです。セルビアの人と話していると、よく「明日のことはわからない」という言葉が出てくるのですが、これは国全体の行く先が見えないことが影響しているのではないかと、そんなことも考えます。

※国概要の情報は2010年のものです

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